こころの豆知識
パニック障害の治療法とその終焉
(2008年9月24日 22:20)
  パニック障害の療法には薬物療法認知療法行動療法があります。治療の中心は薬物療法です。パニック障害は本来、初期の治療が早く適切であれば、薬物療法を数ヵ月間続けるだけで治ることも多いのですが、早期に病気を認識することは難しいので、予期不安や広場恐怖、うつへと進行してしまい、長期間苦しむ方が多いのです。
  上手に治療が進めば、完治まで持って行けます。パニック障害の完治とは、発症前の状態に戻るということ。これは単に、薬を使わずに発作が治まっている、と言うだけでなく、予期不安や広場恐怖も無い状態になります。発作は先行して治まるものですが、予期不安と広場恐怖はかなり長期間付きまといます。しかし、完治をすると、あれに乗れた、そこに行けた、などという意識を持たずに行動しています。あれほど怖かったパニック発作も、いい経験だったと思えるようになるものです。