こころの豆知識
注意欠陥/多動性障害(AD/HD)と発達をめぐって
(2008年9月 8日 21:39)
 AD/HDについては、診断基準の各項目に「・・がしばしばである」の語句がつけられているように、多動でもないときも多く、ゲームなどは長時間集中して取り組んだりしています。だからこそ、治療として行動療法という治療が有効であるといえます。年齢が高くなるとやたら歩きまわる移動性多動から、授業中椅子に座っていながら消しゴムなど机の上のものをいじったり、椅子をガタガタさせる非移動性多動へと変化していきます。発達障害の症状は固定したものではなく、年齢とともに変化していくのです。
 AD/HDは、抑制と自己コントロールにかかわる脳の部位が発達的に障害されているとされていますが、中学2年生頃になると自己コントロールも可能になってきます。こうしてAD/HDの30%の子どもは思春期までにAD/HDとしての診断は不要になってきます。