こころの豆知識
AD/HDと特別支援教育
(2008年9月 8日 21:40)

CHEX061.gif 特別支援教育の本格的実施に伴って、医学的診断を必要とする子どもが多くなってきています。しかし、医学的診断の際には家族への対応や担任教師の教育的配慮への適切な助言が期待されます。診断名が決まれば学校での適切な教育的対応が可能になるというわけにではありません。確かに日本では情緒障害学級の担任の努力の積み重ねで、重度・中等度の自閉症の教育には優れた成果を得られていますが、その方式でアスペルガー症候群にも功を奏するとは言い切れないし、同じような対応をADHDの子どもに対応すると周囲の生徒との摩擦から、かえって扱いにくい子どもになりかねません。
 ある教師が担任をしたときにはスムーズだったのに、別の教師が担任をしてからは手に負えないというエピソードが多いのもADHDの特徴でもあります。ADHDには、ADHDに独特の特性があり、それにあわせた配慮が必要です。具体的にAD/HDの子どもの扱い方のポイントは、「その子どもの言動につられて、教師自身がADHD的に振る舞わないこと」ではないでしょうか。これは意外と難しいというのも確かですが、、。